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金融【New】

グロース・ファイナンスにおける挑戦

ローランド・ベルガーは、コーポレート・ファイナンスにおける戦略的課題を分析するため、2010年から毎年、企業調査を実施している。本年の国際金融業界調査では、東西ヨーロッパとアメリカ、日本の金融情勢を比較している。

本研究は、以下の内容にフォーカスしている。
・ユーロ危機下の金融資本市場動向と調査対象企業の主要成長地域における動向の分析からの将来成長性の予測及び、向こう3年間で重要となる要素や問題の分析
・資金調達手段選択基準、各々の資金調達手段に内在する潜在的課題や問題点の分析といった、資金調達手法別の意味合いの分析
・現在のインフレ危機と今後数年にわたって懸念される金利動向に対するカントリーリスク重要性の評価、及び適切なヘッジ戦略についての分析

http://www.rolandberger.com/media/publications/2012-03-10-rbsc-pub-Economic_scenario_2012.html  

クライアント中心の資産管理とは

金融機関にとって、顧客の価値観、欲求、、理想といったものは、彼らの年齢や保有する財産と同様に重要な、富裕顧客層の行動を形成する要素である。今や顧客セグメンテーションにおいては従来型アプローチは十分ではなく、より心理学的アプローチが求められている。ローランド・ベルガーは、まさにこうした分析アプローチを支援するための実績あるツールを有している。

社会人口学的データ(年齢、未既婚の別等)や経済的指標(収入、財産額)を基にした従来の顧客セグメンテーション分析は、価値感や心理学的セグメンテーションによって二次的に補うべきであり、むしろ後者を一次フィルターとして取り扱うべきほど、重要である。

今日の資産管理ビジネスの顧客は、金融機関に対しより頻繁に助言を求め、より多くのファイナンス知識を有し、自身の資産管理により積極的に関わることを望む。その結果、金融機関は重要な顧客を逃さないために、クライアント中心の価値提供をタイムリーに繰り返す必要がある。価値ベースのアプローチにより、資産管理マネージャーは顧客一人一人をより大切に扱うことが可能となる。理想的には、アドバイザーとクライアントの「価値タイプ」が一致することであり、それが両者の間に「エモーショナルな合意」を生み出すのである。

http://www.rolandberger.com/media/publications/2012-04-03-rbsc-pub-Client_centric_wealth_management.html  

アセットマネジメントの新たなあり方

本稿は、金融市場やアセット・マネジメント業界における最新の現状を踏まえた上で、リテール及び機関投資部門両方におけるアセット・マネジメントのビジネスモデルの将来的な発展方向性について明らかにするものである。

アセット・マネジメントのプロフェッショナルでさえ金融危機に続いて何が起こるか分からないという不安感に苛まれている状況に応え、本稿では、アセット・マネージャーにとって最も重要な戦略課題に焦点を当て、とり得る戦略オプションについて説明している。またその過程で、今後の変化に対応するための明確な優先順位を可能にしている。

特に、アセット・マネージャーらが彼らのビジネスをどのように位置づけ、提供価値を高め、パフォーマンスを改善するかについて実践的提案を示している。4つの主要ファクターに焦点を当て、アセット・マネジメントの現在と未来を理解するために必要な最重要点について考察している。
Redefining_asset_management_in_new_realities  

中国における金融イノベーション

金融におけるイノベーションは、他業界の革新的活動と比較して見劣りしているとよく言われる。革新的アプローチが存在するとしても、それらは通常、ゴールドマン・サックスやJPモルガン・チェースやドイツ銀行等の大規模機関から発信される可能性が高い。しかしながら、本研究が示すように、中国では幾つかの中小金融機関も、非常に革新的である。

著者は、製品革新、チャネル革新、マーケティング革新、経営革新の4指標に従って、中国金融機関の革新能力を評価している。イノベーションへの単なる憧憬や無謀な計画ではなく、彼らはシステムとして「イノベーション」を仕組みとして生み出す仕掛けを本格的につくっているのだ。こういった仕掛けを自発的につくっている企業は「革新こそこのビジネスの核心」と位置付けており、現在ではデジタルとインターネット企業関連が多い。

本著では、体系的に革新モデルを構築する方法を説明し、企業が革新的文化を受け入れる方法について、その洞察と例を提示している。香港オフィスのパートナーAlain Le Couédic は、"競争が激化し、差別化が課題となっている中国金融業界では、重要な成功要因はイノベーションであり、それはすでに国内プレイヤーの中で多く見受けられている。しかし、それでもまだまだなすべきことが残っている"と述べている。

http://www.rolandberger.com/expertise/publications/2011-07-21-rbsc-pub-Innovation_in_Chinas_financial_services_industry.html  

ウェルス・マネジメント

市況の回復は依然として脆弱だが、運用資産は増加しており、この業界の魅力を明確に示している。
一部の業界筋が予想していたよりも早く、資産運用業界は勢いを増した。
今後、どのように業界が発展していくかはいまだ不透明だが、運用資産の増大は、業界がどれくらい魅力的かを浮き彫りにしている。しかし、多くの金融業者にとって、値引きと増大する顧客要望の複雑さにより、必ずしも収益性が高いとは言えない。
効率性を高めるための方策は、この傾向を部分的に弱めたに過ぎない。

現在の環境では、金融業者は利益率を金融危機以前のレベルに戻すため、売上拡大とコスト削減に努めなくてはならない。オフショア金融は議論の的になってきたが、引き続きスイス、ルクセンブルク、リヒテンシュタインといった金融中心地へ関心が注がれている。ローランド・ベルガーの行った資産運用業界の180のクライアントへの調査では、「"ファーストクラス"のアドバイス」と「国際的商品レンジ」の2つがKSFであることが明らかとなった。
成功している資産運用マネージャー達は、彼らのクライアント、及びクライアントの価値や期待をサービス方針の中心に置き、自身のアドバイザリープロセスはそれに順ずるものとしている。具体的には、特定のクライアント群の価値に基づいたターゲットとなる顧客領域の開拓、クライアントに好まれる販売チャネルの管理、価格のカスタマイズなどを行っている。

http://www.rolandberger.com/expertise/publications/2011-07-08-rbsc-pub-wealth_management.html  

サハラ以南のアフリカにおけるマイクロファイナンスの動向と今後

マイクロファイナンスは、サハラ以南のアフリカ諸国全体において、数十年にわたって貧困を緩和し、持続可能な成長を達成する鍵であることが明らかにされてきた。この業界は、資金を誘致し、技術革新に拍車をかけ、開発業界の注目を集めてきた。

とはいえ、マス市場に到達するべく懸命の努力にもかかわらず、マイクロファイナンスは、機関と低所得なアフリカ人との間の大きな地理的、行政的、文化的ギャップをいまだ埋めきれていない。実際にリーチ出来ているのは、アフリカの成人人口の5%未満である。多くの場合、マイクロファイナンス機関は、地方に事業を移していない。アフリカの農民、商人、中小企業経営者と労働者の大部分は、特に農村と貧しい郊外において、他の場所では当たり前の基本的な銀行サービスへのアクセスを有していない。今こそ、サハラ以南のアフリカで金融サービスを提供する方法を再考する時である。

本稿では、IFCの資金調達アドバイザリーグループとの協業により、ローランドベルガー戦略コンサルタントが、アフリカの都市部と農村部へ手頃な金融サービスを提供するための新たな解決策を調査している。そして、普通預金口座、ローン、送金、および保険を含む幅広い金融商品を、既に伝統的銀行システムから取り残された人々へ提供するベストな方法を評価している。

Roland_Berger_Delivering_Financial_Services_in_Sub-Saharan_Africa2011  

銀行経営の「新たな現実」

リテールバンキングは、岐路に差し掛かっている。政府の大規模な救済措置やその他の支援策が続く前代未聞の市場恐慌の後、銀行は様々な課題に直面している。欧州を中心とした35銀行の本研究で、ローランドベルガーは、金融危機時にワーストとベストのポジションにいた銀行のROE格差を分析した。
欧州のリテールバンキングで浮上している課題への特効薬はないが、今後の主な焦点が、資金調達、事業再編、投資機会であることは明確だ。
ベストインクラスの銀行は、健全な資金調達力と完全統合された無駄のないマルチチャンネルモデルの体制を持ち、体系的方法で投資機会を活用することができるだろう。とはいえ、一般論としてこれらの銀行でさえも、今後は収益性が下がると予測されている。
ROEの下がり幅を防ぐためには、資本と資金調達体制の構築、費用対効果の注視、顧客サービスモデルと拡大戦略が欠かせなくなるだろう。

Roland_Berger_New_reality_in_banking_2011  

European Private Equity Outlook 2011

ローランド・ベルガーの本スタディでは、プライベート・エクイティ市場と業界が直面しているチャレンジからもたらされた著しい回復について述べている。
                                          ヨーロッパのプライベート・エクイティ市場は、2009年に底を打って以来、大きく回復している。例えば、2010年のM&Aは360億ユーロに達し、2009年より52%増加した。この景気回復の傾向は2011年も継続すると考えられ、ストラテジストやアジアの投資家も強気になっている。

中規模投資における証券取引は、好転した価格設定と資金調達環境により、回復しつつある。更に、より多くの投資家がぎりぎりのタイミングで、ストラテジストか財政投資家に会社を売却するか、IPOを信頼するべきかを決定する傾向が高まっている(並行協議の場合もある)。

中期的には、ポートフォリオ企業のための革新的ビジネスモデルで企業価値を高め、来るリファイナンスに関する解決策を見出すことが今後の大きなチャレンジであり、本稿における最も重要な研究結果である。

Roland Berger European Private Equity Outlook 2011  

アラブの激動

チュニジア抗議デモとエジプト政権交代の後、数多くのアラブ諸国で同じ状況が繰り返されている。現在では、リビアが最も顕著な例といえる。一体この状況は、どこへ向かおうとしているのだろうか。チュニジア、エジプト、リビア、モロッコ、アルジェリア、シリア、バーレーン、イエメンにおける「怒りの日」の抗議や新勢力によって、直ちに周辺領域の未来が大きく変わるわけではない。重要な問題は、地域資源の強国であるサウジアラビアに何が起こるのか、イスラム化は進展するのか、そして、新しい政治的、経済的自由がどのように認められるのか、である。後者は、特に隣接地域の欧州に関連しており、欧州にとっては一大契機となる可能性がある。
我々は、ここでアラブ世界の総合的(政治的)な将来像を描こうとしているのではなく、経済的影響に焦点を当てている。それ故、100人のドイツ人マネージャーに過去数日間に渡って調査を行い、ドイツ企業がどのような後遺症に対処しているのか、次の数ヶ月に何を期待しているのか、長期戦略上のどのような挑戦に直面しているのか、を明らかにしている。

何が起こりうるのか -中東及び北アフリカの3つのシナリオ

中東及び北アフリカオフィスのメンバーとともに、長期的展望を評価する上で有用と思われる3つのシナリオを開発した。主なポイントは、危機はどれくらい続くのか、この地域の何カ国が影響を受けたのか、この激変はどれだけ包括的で、長期的に続くのか、である。
我々はまず、中東及び北アフリカ地域の基本的な長所と短所を分析し、この地域における世界動向の影響を評価した。それらを踏まえ、危機の影響を分析し、何よりも変動のあった国自体が観光客減少や頭脳流出として最初の影響をどの程度受けたのか、どのようなケースにおいて危機はその国だけでなく貿易相手国にも影響を及ぼすのか、中東北アフリカの変動が世界経済にどのような影響を及ぼすのか、例えば原油価格の影響で難民流出するのか、テロが勃発するのか、について議論している。

Roland_Berger. Liquidity_Management20110427  

オペレーション改善をてこにしたPEによるポートフォリオの企業価値向上 (2009年)

ローランド・ベルガーは2008年9月から11月にかけ、長期化する金融危機の中で、プライベートエクイティ(PE)がどのようにポートフォリオ内の企業のパフォーマンスを向上させ、より効率的に経営しているか、欧米のプライベートエクイティファンドを対象に調査を実施した。投資家にとって魅力的な投資取得・売却案件の実現が非常に厳しくなっている中、PEはより専門性を高め、長期的な観点からポートフォリオを運用することで企業価値を向上を目指している。本調査結果は、不況時に限らず今後のPEの経営全般の参考になるであろう。

Roland_Berger_Increasing the value of portfolio companies20090310  

ドイツ国内におけるサブプライム問題の影響 (2008年5月)

ドイツでは当初、米国ほどサブプライムの被害を大きくを受けないと予想されていたが、金融危機による世界規模の被害は減速する様子を見せず、今後ドイツにも大きな影響を与えかねない状況になった。このような状況を警戒した専門家たちの警告とは裏腹に、ドイツの不動産市場は明るい兆しを見せており、安定して地価が上昇する都心部の土地を中心に、投資が活発になっている。機関投資家と個人投資家の2つの観点から、ドイツの不動産市場の実態を明らかにする。

Roland_Berger_Subprime_20080501.pdf (PDF, 232 KB)

欧州のプライベート・エクイティ市場 (2007年1月)

欧州のプライベート・エクイティ市場は拡大傾向にあり、2006年には500億ユーロと過去最高を記録した。市場の拡大と並行して、PEファンドの成長も続ている。しかし、PEは景気の影響を受けやすく、各プレイヤーは今後、複数の課題を抱えることになると見込まれる。ローランド・ベルガーはPEに関するプロジェクトから蓄積してきた知見を生かし、PEファンドの経営改善を提案する。

Roland_Berger_PrivateEquity_20070101.pdf (PDF, 1223 KB)