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自動車部品産業 生き残りへの8つの課題

日経BP社 Automotive Technology

当社オートモーティブ・コンピタンス・センター(自動車グループ) 著

ゴッドリーブ・ダイムラーとカール・ベンツが自動車を発明して以来100年以上が経つが、その間自動車は絶え間ない進化をしてきた。エンジンをはじめとする自動車の性能は飛躍的に上がり、クルマの乗り心地や快適性は大幅に向上した。だが、内燃機関で石油化学燃料を燃やし、歯車を使った変速機を介して車輪を駆動させる、というクルマの基本的なメカニズムは不変だ。 

しかし、今、クルマはこれまでの内燃機関から脱却し、新たな世代への進化を始めている。それに伴い、歯車を使った変速機は消滅してしまうかもしれない。動力伝達の車軸や油圧系統もなくなるかもしれない。ハイブリッドが実用段階となり、電気自動車、燃料電池車などの研究開発も進展、走行技術でもクルマが自動的に認知・判断・制御する知能化が進んでいる。「走る」、「曲がる」、「止まる」に加えて「つながる」ための道路技術も日々進化している。技術進化に加えて、モジュール化やシステム化、またグローバル化により、自動車部品メーカーが果たす役割は益々高まっている。

現在までの自動車産業の歴史を振り返ると、その最も大きな転換点は1908年にフォードがT型で量産という概念を持ち込んだ時だと考えているが、現在の自動車産業はそれに次ぐ大きな転換期にあるのではないか。少なくとも、現在、自動車部品メーカーがこれまで以上に厳しい競争環境に晒されていることは間違いない。

本書は、このような自動車産業を取り巻く環境下において自動車部品メーカーが生き残るための方策について「技術開発」、「エレクトロニクス強化」、「新規市場への進出」など8つの課題を取り上げ詳説する。

(「自動車部品産業 生き残りへの8つの課題-はじめに」より引用)

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