マーケティング戦略
In brief
市場環境が日々ダイナミックに変化する現在、企業の持続的成長には組織としてのマーケティング力の強化が急務です。マーケティングはもはや部門単独、属人的な課題ではありません。研究開発からアフターサポートまで、組織全体が一丸となって顧客の声を敏感に感じとり、各々のプロセスの精度とその連携を高めていくことこそが重要となってきたのです。
ローランド・ベルガーは、市場・顧客理解のための消費者調査、競合分析、マーケティング・営業現場改革、インフラ整備等、これまでに培った豊富な知見やノウハウに基づく幅広いサービスをクライアントに提供しています。それらを通じて、マーケティング力を「組織」に埋め込むことを強力にサポートします。
プロジェクト事例
グローバル化粧品メーカーにおけるブランド監査・再構築戦略の策定
グローバルに有力ブランドを展開する化粧品メーカーA社は、日本市場における高級化粧品ブランドBの業績悪化に直面していた。そこでA社は、Bのポジショニングや競合との差別化の状況、ターゲット消費者のニーズの現状を把握して問題点を洗い出すべく、Bの現状を監査し再生するプロジェクトを立ち上げた。
ローランド・ベルガーは、消費者ニーズやブランド・イメージを客観的に把握するため、「rbプロファイラー」を使用した。すると、Bのブランド・イメージが全体として希薄であること、「斬新・クール」「情熱」といった化粧品として訴求すべき感性面でのイメージがなく、高級ブランドとしてあってはならない「価格がリーズナブル」というイメージが強いこと、消費者ニーズとイメージが大きくずれていたことなどが、主な課題点として浮き彫りになった。他方、好調な競合ブランド群には明確なブランド・イメージがあり、かつ消費者ニーズと高いレベルで合致していることも判明した。
これらの原因は何か。rbプロファイラーでは、広告宣伝や接客などマーケティング活動や販売活動も可視化できる。分析すると、ブランドBでは広告の表現内容が長期間同一であったこと、商品構成に変化が乏しかったことなど、いくつかの点がブランド・イメージに悪影響を与えていることが明らかになった。その背景には、社内でのブランド・イメージの現状認識の不一致や、当事者間でのミスコミュニケーションなどが存在していた。
分析結果を受けて、ブランドB再生のためのプランを作成。将来目指すべきブランド・イメージが設定され、それを実現するためのマーケティング戦略やアクション・プランが構築された。その際、rbプロファイラーを社内の共通言語として活用することによって当事者間でスムーズに議論が進行し、共通認識を確立するとともにミスコミュニケーションを抑制することができた。
主なプロジェクト実績
● 大手飲料メーカーのマーケティング組織能力向上支援
● 大手通信会社における消費者起点のマーケティングを軸とする全社戦略・組織の再構築支援
● 総合アパレルメーカーにおける組織的ブランドマネジメント体制構築支援
● オフィス用品メーカーにおけるマーケティング部門の新規設立
● 大手自動車メーカーにおける企業ブランドの世界的再構築支援
● 大手証券会社における企業ブランドイメージ向上の戦略構築
● 大手通信会社における顧客・マーケティング戦略策定
● 大手自動車メーカーのグローバルCRM戦略策定
● 大手自動車メーカーのデータベースマーケティング戦略策定
● 大手システムインテグレーターのBtoBマーケティング戦略策定

