ドラッグストア・調剤薬局
In brief
小売業界は、大きなコンバージェンスと業態進化の真っただ中にあります。ドラッグストア、調剤薬局もその例外ではありません。医薬分業、薬剤師不足、薬事法改正、セルフメディケーションの推進など、外部環境が大きく変わり始めているからです。
ドラッグストアは、2009年6月の薬事法改正によって、OTCの一部が登録販売者によって販売可能となったことにより、コンビニエンスストアスーパーマーケット、はたまた家電量販店までが潜在的競合として大きく浮かび上がってきました。消費者は、利便性を求めて一部のOTCをコンビニエンスストアなどで購入するようになるでしょう。これまでOTCが利益の稼ぎ頭であったドラッグストアでは、新しい姿へと生まれ変わらなければなりません。調剤コーナーの併設、介護などを含む地域医療の中心的存在、ローコストオペレーションなど、戦略的な方向性は徐々に見え始めてきました。今後は、「地域住民のセルフメディケーション拠点」として機能していくことが必要となるでしょう。
また調剤薬局では、医薬分業が進むことで追い風ではあるものの、ドラッグストアの調剤薬局化など、必ずしも安泰ではありません。患者とのコミュニケーションをワンショットで終わらせることなく「かかりつけ」化していき、顧客の健康をトータルにサポートしていくことが今後ポイントになってくると思われます。また、市場が急伸しているジェネリックに対しても、スタンスを明確にすることが必要です。
外部環境は変わり、消費者自身も変わっていきます。ローランド・ベルガーはこの変化を迅速・正確に把握し、ドラッグストア・調剤薬局企業に対し、幅広く貢献していきます。
プロジェクト事例
主なプロジェクト実績
● 調剤薬局の次世代戦略
● ドラッグストアの次世代戦略
● 大手OTCメーカーにおけるドラッグストアチャネル戦略
