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航空

IN BRIEF

航空業界は、一足早く自由化の波が押し寄せ、今まさに生き残りをかけた戦いの真っ最中。世界有数の航空会社が破綻するなど、少し前には想像もしなかったことが起きています。生き残りをかけたグローバル・スケールでの合従連衡が積極的に行なわれているのは、危機感の裏返し。各社はコスト削減や顧客サービス力向上、オペレーションの効率性の追求などをこれまで以上に徹底することはもちろん、安心・安全といった運輸業の基本要素を今一度見直すとともに、差別化のための「次の一手」が求められています。しかし、十分な潜在能力を有しながらも、それを明確に市場にアピールしている日本企業は、残念ながら今のところ見当たりません。

ローランド・ベルガーの日本やヨーロッパにおける数多くの航空会社での様々な経験から身につけたノウハウにより、日本企業がいち早く次の一手を見つけ出し、グローバルな競争優位を獲得するお手伝いをします。

プロジェクト事例

大手航空会社におけるリストラクチャリングによる競争力強化

1980年代、市場の拡大によって業績を順調に伸ばしていた大手航空会社B社は、90年代に入ると湾岸戦争の影響、EU航空自由化に伴う競争激化から赤字に転落。ローランド・ベルガーの全面的な支援により、3段階で再び成長軌道に乗ることができた。

①赤字削減のための徹底したコスト削減プログラムの導入: 肥大した組織を適正レベルまで絞り込むことによる人件費の削減、業務プロセスの改善などによるオペレーション・コストの削減をはじめとする合理化で、1年後には黒字化回復を果たした。

②市場や顧客の変化に迅速に対応し、より高いレベルのサービスを実現するための事業および組織再編の実行 : 専門化と分社化により事業単位を小さくし、経営判断の迅速化、責任体制の明確化、顧客対応力の強化、コストの透明化を果たし、従来の大企業モデルから新しいグループ経営モデルへの転換を達成した。

③オペレーション・レベルでのさらなる競争力強化と、継続的なコスト削減による持続的競争優位の獲得 : ②の事業・組織変革をオペレーション・レベルへ徹底的に落とし込むことで、現場レベルでの顧客志向およびコスト意識の強化と定着を実現した。

ローランド・ベルガーは一連のプロセスの中で、コスト削減のみに終わらず、将来の成長を見据えた事業・組織再編実施のリード、明確な構造改革コンセプトの設定、ビジネスモデルの大胆な改革、成長シナリオのオペレーション・レベルでの浸透・実行に大きな役割を果たした。

主なプロジェクト実績

● 大手航空会社の部門中期経営計画の策定
● アジア大手航空会社におけるアライアンス戦略の構築および最適提携パートナーの評価
● マルチ・ハブ戦略の構築、定量的評価およびオペレーションの視点からの実効性の検証
● 欧州航空会社経営統合後のネットワーク最適化戦略の構築
● 提携航空会社間における共通オペレーション戦略の構築

OUR EXPERTS

平井 孝志
取締役 パートナー
E-mail:e-mail

山邉 圭介
パートナー
E-mail:e-mail